楽天 伊藤光捕手の獲得を正式発表 単年契約 DeNAから海外FA権行使 最初に熱意あるオファー受け決断
楽天は18日、DeNAから海外フリーエージェント(FA)権を行使した伊藤光捕手(36)の獲得を正式に発表した。
楽天はリーグ2番目に失点が多く、今季は4年連続の4位に終わった。現在は太田や石原、堀内ら20代後半の中堅捕手が多く、オリックス、DeNAと2球団を渡り歩いた伊藤の実績、経験はチームにとってプラスに働く。ベテラン捕手の獲得はバッテリー強化を目指すチームとの補強ポイントと合致した。
伊藤は2007年度ドラフトでオリックスに入団。高卒捕手として地道に経験を積み、11年には当時の岡田彰布監督から「将来の正捕手候補」として期待を寄せられた。14年には平成生まれの捕手で初めてベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど実績を積み、18年7月にトレードでDeNAに移籍。ベテランらしい巧みなリードと勝負強い打撃で存在感を発揮するも、今季は若手の台頭などもあってわずか6試合の出場にとどまった。それでも2軍では75試合で打率・309を記録していた。
「今までこの世界で過ごしてきた自分の評価を言ってくれる球団があれば、今後の野球人生にも生かせると思った」と悩んだ末に権利を行使。DeNAの相川新監督とも面談を行い、また関係者によると、米大リーグ球団から驚きの接触もあったが、最初に熱意あるオファーを受けた楽天移籍を決断した。
36歳で選んだ新天地での挑戦。単年契約を結び、仙台の地でもうひと花咲かせる。
◆伊藤 光(いとう・ひかる)1989年4月23日生まれ、36歳。愛知県出身。180センチ、88キロ。右投げ右打ち。捕手。明徳義塾から07年度高校生ドラフト3巡目でオリックス入団。18年途中にDeNAへトレード移籍。プロ18年目だった今年は出場6試合。プロ通算1063試合で打率.235、30本塁打、262打点。ベストナイン1回(14年)、ゴールデングラブ賞1回(14年)。





