侍ジャパン・井端監督 日韓強化試合は本戦想定 2番手以降の登板順は固定せず「試合に応じて変えていく」
野球日本代表・侍ジャパンは13日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(15、16日)に向け、試合会場である東京ドームで投手指名練習を行った。視察に訪れた井端弘和監督(50)は、来年3月のWBCで1次リーグ同組となる韓国戦2試合はガチモードを明言。強化試合で珍しく2番手以降の登板順を固定せず、「試合に応じて変えていく」と調整ではなく、投打で本戦を想定した起用を示唆した。
宮崎での強化合宿を終えた井端監督は、束の間の休日も東京ドームに足を向けた。上下ジャージー姿で投手指名練習を視察。15日の初戦に先発する曽谷の投球練習をチャックし、金子ヘッドコーチらスタッフと野球談義に花を咲かせた。日韓戦2試合はWBC前哨戦。自然と気持ちが高ぶった。
16日・第2戦の先発は金丸。今回、招集した12人に登板日は伝えているが、先発以外の順番は「試合に応じて変える」と明かす。過去、シーズンオフの強化試合、親善試合は調整の意味合いが強く、登板順も事前に伝えるケースが多かったが、指揮官は「そこは今までと違う」と強調する。
オーダーにも井端色を前面に出す。チームにはMLB球団に所属経験がある日本人アナリスト2人も帯同。この日、「こういう打順がいい」という助言に耳を傾けた。ヤンキースがジャッジを2番に置くように、「ここ(侍ジャパン)なら2番は岡本という話も聞いたけど、日本には日本の良さがある」と、4番・岡本を動かす考えはない。
全てはWBC連覇に続く道。チェコ代表との強化試合で2連勝した韓国代表の柳志炫監督が、日本戦を含めて4連勝を誓う中で井端監督は「それよりもやることがある」と勝敗に関心は示さない。ピッチコムやピッチクロックと、新ルール対応に注力するが「勝負事なので打者は打つ、投手は抑える気持ちがあればいい」とも話した。年内最後の2試合。ガチモードで宿敵を迎える。




