“井端チルドレン”小園 二遊間奪取の期待に「アピールしないと」決意新た侍合宿初日 メジャー不在のポジション

 「侍ジャパン強化合宿」(6日、宮崎)

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(15、16日・東京ド)に臨む野球日本代表・侍ジャパンの強化合宿が6日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎でスタートした。広島・小園海斗内野手(25)は侍の正遊撃手奪取へ、つなぎ役に徹すると宣言。井端弘和監督(50)が来春のWBCに向け、課題としている二遊間で定位置獲得を目指す。

 求められている役割を遂行した先に、夢の舞台が待っている。合宿初日の練習を終え、充実した表情を浮かべた小園は、侍ジャパンにおける自身の働きについて分析。「本塁打は打てない。なんとか出塁してつないでって感じですね」と“つなぎ役”に徹する強い意識を口にした。

 今季、広島では主に3番に座り、チーム3位の47打点をマーク。12球団トップの得点圏打率・413を記録した勝負強さで、走者をかえす役割を求められることが多かった。

 一方、来春3月のWBCでベストメンバーが出そろえば大谷、岡本、村上ら、長距離砲がずらりと並ぶことが予想される。その中で小園に求められるのは流れをつくる“潤滑油”の役割。井端監督からも打撃技術を評価されるセ・リーグ首位打者は、「自分のできることをやって、(相手に)嫌がられるような打者になりたい」と理想像を思い描く。

 小園が主戦とする二遊間はチームの課題でもある。井端監督は「(二遊間には)メジャーリーガーもいないですし、国内の選手でやれないといけない」と国内組の台頭に期待を寄せ、「今回呼んでいる選手は非常に大事になってくる」と強調。WBC連覇へ、盤石なセンターラインの構築は欠かせない。

 現指揮官が代表監督に就任した23年秋から、3年連続で秋の強化合宿に参加中の小園。23年のアジアチャンピオンシップ、24年のプレミア12に出場しており、“井端チルドレン”としてレギュラー奪取に期待がかかる。「アピールしないといけない立場。しっかり対応していきたい」と決意を新たにした。

 合宿初日はシートノックで村林と遊撃に入り、軽快に打球をさばいた。普段と異なるボールや拡大ベースにも、「対応するだけです。何かが変わったことを言い訳にはしたくない」ときっぱり。午後からの打撃練習でも快音を響かせ、順調な調整ぶりをアピールした。

 15、16日に行われる韓国との強化試合に向けても、映像で投手陣を確認するなど、すでに戦闘態勢。10日には広島との練習試合も予定されている。「気を引き締めてやろうと思います」と小園。まずは1週間の合宿期間で存在感を発揮し、侍に欠かせぬ戦力になることを目指していく。

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