テレビ東京「ありえへん∞世界」が４日に放送され「茨城県人ＶＳ栃木人（秘）生態調査ＳＰ」が進行した。

　茨城県出身の元プロ野球選手・大久保博元氏が出演。「ありえへん出来事」として日本球界のレジェンド・長嶋茂雄さんとの思い出を振り返った。

　大久保氏は、長嶋さんが監督を務めていた時期の巨人で、強打の捕手として活躍。

　「宮崎の宿舎で。監督にバッティングを見てほしくて。マネジャーが『１１階行ってみな？すぐ分かるから』って。行ったら、帽子、ユニフォーム、ベルトって脱いで行ってんですよ。部屋まで。監督の部屋、ここだって分かるんです」と明かした。

　大久保氏は「（部屋に入る前に）一個、一個脱いでちゃうみたいで。せっかちで」とレジェンドの豪快なエピソードを回顧。

　「僕、ちっちゃい頃から構えは長嶋さん真似してて。やっと監督に教われると思って、直接ね。監督、お風呂から出てきてタオルを巻いてる。お風呂上がりで。（長嶋さんは）『どうした？ブーちゃん？』って。『バッテイング教わりたいんです！』『バット貸してごらん？』」と長嶋さんはバスタオルを巻いたまま目を見張るような見事なスイングを見せてくれたという。

　「三べん振ったんですよ。カッコ良かったですよ…。『どうだ？ブーちゃん！いいスイングしてるだろ？お疲れさん！』って」と笑顔でバットを返されたため、大久保氏は何も聞けずそのまま帰ったと明かして笑わせていた。