南海のスター広瀬叔功さん死去 歴代2位の596盗塁 首位打者も獲得 晩年はカープ中心に評論
プロ野球の南海(現ソフトバンク)で外野手として活躍し、監督も務めた野球評論家の広瀬叔功(ひろせ・よしのり)さんが2日に亡くなっていたことが5日、分かった。日本プロ野球名球会の公式サイトが発表した。広島県出身。89歳だった。
南海の黄金期を支えた強肩、俊足、強打の外野手だった広瀬さんが逝った。投手としてテスト入団しながら野手に転向。当初は内野を守っていたが、送球難もあり外野に転向。外野手では俊足と強肩を生かし大成した。
野村克也さんが「天才」と言った打撃は、プロ22年で通算2157安打を放った。
俊足を生かし歴代2位の596盗塁の記録。盗塁成功率は80%を越えているのも特徴の一つだ。首位打者1度、盗塁王5度のタイトルを獲得し、1999年には野球殿堂入り果たした。
77年限りで現役を引退。野村監督の解任を受け、78年から南海の監督を務めたが、野村解任騒動で江夏、柏原らの主力が抜けチームは6、5、6位と成績は振るわなかった。
その後は関西を拠点に野球解説者を務め、91、92年と南海を引き継いだダイエーのコーチも務めた。
晩年は生まれ故郷の広島に拠点を移し、カープの試合を中心に野球評論家を務めていた。





