ホンダ鈴鹿・井村 史上2人目のパーフェクト達成 99球9K「完全試合はおまけ」

 「社会人野球日本選手権・1回戦、ホンダ鈴鹿1-0JR西日本」(4日、京セラドーム大阪)

 1回戦3試合が行われ、ホンダ鈴鹿(三重)の井村勇介投手(28)がJR西日本(広島)戦で完全試合を達成した。2017年にJR東日本東北の西村祐太投手が新日鉄住金広畑戦で達成して以来、2人目。ホンダ鈴鹿は1-0で勝った。NTT東日本(東京)はTDK(秋田)に4-1で勝ち、前回優勝のトヨタ自動車(愛知)は四国銀行(高知)を10-0の八回コールドで下した。

 長髪をなびかせながら緩急で打者を手玉に取り、テンポの良さも加えて一人の走者も許さない。ホンダ鈴鹿の井村は99球目で27個目のアウトを奪い、史上2人目の完全試合を達成しても、感情を爆発させることはなく「勝ちきれたことにほっとした。完全試合はおまけ」と控えめに喜んだ。

 ボールを持つ右手をいったん胸元に置き、打者に見えづらくしてから投げる個性的なフォームで翻弄(ほんろう)した。カーブ、チェンジアップなど多彩な変化球を絡めて的を絞らせず、9奪三振。制球もさえ、四球を与える気配は全くなく「全部の球が良かった」と納得した。

 愛知・高蔵寺高、至学館大を経て社会人となった28歳。今回と同じく1回戦の先発を任された夏の都市対抗大会では7回0/3を3失点で降板し、チームは敗退。悔しさを抱え「エースと言われるからには、九回まで絶対にいく」との思いで臨む。快挙にも浸らず「次も本気で行くつもり」と、8日の2回戦を見据えた。

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