神戸国際大付・宮田「力を抜いて」ノーノー達成 21年以来5年ぶり来春センバツ切符

 「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、神戸国際大付3-0橿原学院」(26日、さとやくスタジアム)

 準々決勝3試合が行われ、神戸国際大付は宮田卓亜投手(2年)がノーヒットノーランを達成し、橿原学院を3-0で撃破した。

 帽子のつばから雨を滴らせながら、神戸国際大付の最速137キロ左腕・宮田は満面の笑みでホームに駆け寄った。背番号「11」が偉業を遂げてチームに2021年以来5年ぶりとなる来春センバツ切符をたぐり寄せた。

 三回は決め球のスライダーなどを用いながら3者連続三振を奪うなど序盤からさえ渡った。後半は雨脚が強くなり、マウンドもぬかるんだが「力を抜いて打たせようと」と緩んだ地面に適応。八回先頭で四球を与えるまで一人の走者も許さず、9回無安打無得点、11奪三振の快投を果たした。

 人生初のノーヒットノーラン。アウトを重ねるたびに球場の緊張感は高まっていった。「気づいてはいたけど抑えることだけに集中した。ホッとしました」。次戦の相手は強豪・大阪桐蔭。覚醒を遂げた左腕が強力打線をねじ伏せる。

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