ヤクルトのドラ1松下「必ず立石だけには負けない」 阪神ドラフト1位に強烈ライバル心むき出し
ヤクルトのドラフト1位・松下歩叶内野手(22)=法大=が24日、川崎市内の同大施設で青木GM特別補佐らから指名あいさつを受けた。ライバルとして阪神の同1位・立石の名前を出し「プロに入ってからは、必ず立石だけには負けない」と闘争心を燃やした。
大学入学前に「大学生で世代ナンバーワンの選手になりたい」と目標を掲げたが、「結果的にはそこまでいけなかった」と悔しげだ。
今秋ドラフトで目玉選手となった立石は、同学年で同じ右投げ右打ちの内野手。プロでは同一リーグで戦う。大学日本代表では同僚でもあり、「彼のプレーをすごいなと思った。次はトップの代表でまた一緒にプレーできたら」と目を輝かせる。11月か12月には立石と一緒に練習する約束もしているという。
強打と勝負強さが売りの未来の主砲候補は「大学の時から、ずっと打点にこだわってやっていた。打点王を取れるように頑張りたい」。ライバルの存在も刺激にして、プロ生活をスタートさせる。
◆松下 歩叶(まつした・あゆと)2003年4月14日生まれ、22歳。神奈川県南足柄市出身。181センチ、87キロ。右投げ右打ち。内野手。南足柄小1年時から狩野エンゼルスで野球を始め、6年時はベイスターズジュニアでプレー。南足柄中では静岡裾野リトルシニアに所属。桐蔭学園では1年春からベンチ入り。法大では2年秋にリーグ戦初出場。2年秋から3季連続でベストナインを獲得。50メートル走6秒2、遠投110メートル。





