佐々木麟太郎の指名はどうなる?巨人&ソフトバンク「リストに残した」日本ハム「ずっと動向探ってる」

 今回のドラフト会議で米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20)を指名する球団はあるのか。会議前日となった22日、複数球団からさまざまな反応があった。

 花巻東高時代に高校通算140本塁打を放った長距離砲を指名リストに入れたことを明言したのは、巨人、ソフトバンクの2球団だ。巨人・榑松スカウトディレクターは「リストにはいます」と明かした上で、「(27年からセ・リーグも導入の)DH制うんぬんではなく。選手として能力という部分でリストに残っている」と説明した。ソフトバンクの永井編成本部長も「持ち味は打撃。その辺は高く評価してるし、リストには入れようと思っています」と語った。

 佐々木は渡米2シーズン目となる大学の公式戦が26年2月から始まり、同7月に予定されているMLBドラフトでは指名対象選手となる。今回のドラフト会議でNPB球団が指名した場合の交渉期限は26年7月末。制度上はMLBドラフトの結果を受けて、NPB入りするかどうかを決断することも可能だ。

 そうした複雑な状況を踏まえて、日本ハムの大渕スカウト部長は「ずっと動向を探っているのは間違いない」と語り、栗山英樹CBOも「もしかしたら日本でやりたいって言うのか。だけど分からない。もちろん最後の最後まで確認は続ける」と明かした。西武の広池球団本部長も「来年の米国のドラフトもある。非常に難しい判断になる。それ以上のことはお答えできない」と話すにとどめた。

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