ソフトバンク モイネロが四球与え激高 マウンドでグラブをたたきつける 本拠地ざわつく 打者10人連続アウトで途切れる
「CSパ・ファイナルS・第6戦、ソフトバンク2-1日本ハム」(20日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が激高してグラブを投げつけるシーンがあった。
七回2死から代打・マルティネスに対し、変化球を振ってもらえず四球を出してしまった。するとモイネロの感情が爆発。何か言葉を発してグラブを投げつけた。
好投の左腕が見せたまさかの行動にスタンドはざわついた。同点に追いつかれた後、四回1死から打者10人連続アウトの離れ業を見せていた。それだけに悔しさを隠せなかったとみられる。
これを見たソフトバンクベンチはすぐさま倉野コーチがマウンドへ。そして球場を埋めたソフトバンクファンは歓声で後押しした。モイネロは後続を打ち取り、7回まで1失点。小久保監督がベンチで笑みを浮かべながら歩み寄ってねぎらうと、助っ人左腕も笑みを浮かべていた。
試合後の共同会見でインタビュアーからグラブをたたきつけたシーンについて問われると「マウンドで感情を出したことはこれまでなかったかもしれない。三振をとれる状況だったので、単純に悔しさが表に出てしまった」と明かしていた。





