ソフトバンク投壊3連敗 先発・大津3失点KO 直近3戦計22失点 モイネロに一大決戦託す
「CSパ・ファイナルS・第5戦、ソフトバンク1-7日本ハム」(19日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクは連日の“投壊”で3連敗を喫した。3試合で計22失点の大誤算。日本ハムに逆王手をかけられた。それでも小久保監督は前向きだった。
「今年一騎打ちしてきたチームとのパ・リーグ最後の試合になる。やり切って勝ったら日本シリーズ。負けたら終了。分かりやすいね」
先発した大津が四回に乱れた。先頭の石井に中前打を許した後にレイエス、郡司を四球で歩かせたが、「レイエスとはストライク勝負はしないとチームで決めていた。次の郡司さんと勝負ということだったが…。あそこでワンアウトは取らないと」と3回2/3を3失点でKOされ、唇をかんだ。
得点は山川のソロによる1得点のみ。背部痛から復帰して3試合連続で先発出場した周東は「明日は全員が終わったときにグラウンドで倒れるくらい必死でやらなければ」と気を引き締めた。
20日の第6戦が最終戦。第7戦はなく、ソフトバンクは勝つか引き分けで日本シリーズ進出を果たし、負ければそのまま敗退となる。第1戦で好投したモイネロが中4日で先発。リーグ優勝したプライドを懸けて一大決戦をものにする。





