引退会見の巨人・長野久義 入団拒否した日本ハムやロッテへの思いも吐露「指名して良かったと思ってもらえる成績を残すことだけ考えた野球人生だった」
巨人・長野久義外野手(40)が14日、都内のホテルで引退会見を行った。
電撃的に引退を決断し発表となった長野。スーツに身を包んだベテランは巨人入団前にドラフト指名されながらも入団を拒否していた日本ハム、ロッテ関係者についても言及。「日本ハムやロッテのスカウトの皆さんに、指名して良かったと思ってもらえるように成績を残すことだけ考えた野球人生でした。周りに恵まれてすごく最高の野球人生でした」と明かした。当時のドラフトに関しては「ドラフトのことは言えないことも多い。今考えると大変だったと思います」と本音を吐露していた。球界屈指の“気配り男”が引退会見でも、粋な心配りを見せた。
長野は日大4年時の2006年度ドラフトで巨人入団を希望しながら日本ハムの4巡目指名を受けて入団拒否。社会人・ホンダでさらなる成長を遂げた08年度ドラフトはロッテに2位指名されたが再び拒否した。三度目の正直となった09年度ドラフトで巨人からの1位指名を受けてプロ入りした。





