巨人 CS切り札万全 阿部監督「代打の戦力」長野が二塁打 “二刀流”平内2回0封

 5回、ベンチで迎えられる長野(撮影・堀内翔)
 アンダースローで投球する平内
 オーバースローで投球する平内
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 「練習試合、ヤマハ0-5巨人」(7日、東京ドーム)

 巨人は7日、DeNAと11日から戦うCSファーストSへ向け、東京ドームで社会人・ヤマハとの練習試合を行った。6日から1軍合流のベテラン・長野久義外野手(40)が1打席の出場ながら二塁打を放ち、CSでの代打の切り札となるべく存在感を見せつけた。

 今季は開幕当初の不振から2軍生活が続いたが、徐々に調子を上げて4日のファーム日本選手権でも代打安打を記録。阿部監督は「戦力として置こうと考えている。代打のね」と、好調なベテランを1軍に合流させた。

 そして、この試合の五回に先頭打者で登場。カウント0-2と追い込まれながら変化球をうまく捉え、三塁線を破る二塁打とした。出場はこの1打席のみ。ただ、CSで代打の切り札となるべく、勝負強さを発揮した。

 さらに、CSの戦力となりそうなのが先発した平内龍太投手(27)だ。レギュラーシーズン最終戦の1日・中日戦(東京ド)で試した上手と下手の“二刀流投球”をこの試合でも披露。初回、先頭・矢幡の初球でいきなり下手投げを見せるなど、2回無失点に抑えた。

 「(下手で)数を投げられたら良いかなと思った」と話した平内はCSでの“二刀流投球”にも「やるかもしれない」と示唆し、阿部監督も「変幻自在という意味では良いと思う」と評価。練習試合を連勝で締め、新たな戦力を携えてCSへ臨む。

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