ソフトバンク・山川「怪我なく向き合えた部分は唯一、自分を褒めてあげられる」 不調に苦しみながらも移籍後2連覇 「成績には納得していない」
「西武1-4ソフトバンク」(27日、ベルーナドーム)
ソフトバンク移籍から2年連続でリーグを制覇した山川は「我々は優勝するためにいるので。連覇できたのは誇りに思う」と喜びをかみしめた。
開幕メンバーが8人も離脱するなどシーズン序盤は故障者が相次ぎ、5月序盤まで最下位に低迷。その後、チームは息を吹き返したが、山川自身の打撃は急降下し、打順降格、スタメン落ち、6月中旬には登録抹消も経験した。「苦しい中でもなんとかしようと球場へ行って。で、なんともならなくても、なんとかしようとして。けがなくそうやって向き合えたって部分は唯一、自分を褒めてあげられる部分かなと思う」と苦しかったシーズンを振り返った。
昨季は2冠で優勝に貢献しただけに今季については「成績には納得してない」という。それでもこの日は左越え二塁打を含む2安打で「今日、すごく感じがよかった。久しぶりによかった」と手応えも。「ここからはもう、すぐCSに頭をチェンジして、CSで今日みたいなバッティングが常にできるように、また明日からやっていきたい」と話し、昨年は逃した日本一へ続く道のりを見据えた。





