ソフトバンク5連勝でM7 栗原が値千金同点弾 小久保監督「大変有利になったと感じる」2年連続頂点へ前進
「ソフトバンク3-2日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム)
終盤に執念を見せた。ソフトバンクは1-2の八回に栗原のソロで追い付くと、代打・川瀬の押し出し四球で勝ち越した。2位日本ハムに競り勝ち、5連勝で2年連続の80勝に到達。優勝へのマジックを2つ減らして「7」とし、小久保監督は「本当にいい勝負。大変有利になったと感じる」と興奮を抑えられない様子だった。
五回までわずか1安打。六、七回も得点圏に走者を置きながらホームが遠い。重苦しい展開を栗原の一振りが変えた。八回1死で初球を右中間席へたたき込んだ。「どうやって本塁打を打ったか分からないくらい集中していた」という値千金の一発だった。
今季12勝の大関を三回途中で早々と降板させ、勝ちパターンの救援陣も投入。勝負を懸けた采配が実り、監督は「理想的に最後を締めくくることができた」。2年連続の頂点がぐっと近づいた。





