劇的同点弾の栗原は興奮収まらず 「あんまり記憶がない。気づいたら打ってて、ガッツポーズしてた」 ソフトバンクが終盤に逆転

 「ソフトバンク3-2日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクが終盤八回に試合をひっくり返した。

 1-2の八回1死、まずは栗原の7号ソロで同点に追いついた。日本ハムの3番手・古林睿煬の初球、152キロのストレートを右中間のホームランテラスに叩き込んだ。みずほペイペイドームは嵐のような大歓声に包まれた。

 栗原は「あんまり記憶がない。気づいたら打ってて、気づいたらガッツポーズをしていた。こんな経験は初めてでした」と試合が終わっても興奮が収まらない様子だった。

 これで流れをつかんだソフトバンクは、続く柳町の二塁打をきっかけに1死満塁とする。そして代打・川瀬が日本ハム3番手・田中から押し出し四球を選んで勝ち越しに成功した。

 最終回は杉山が締めて28セーブ目。パ・リーグセーブ争いで単独1位に立った。

 小久保監督も「今日は延長を考えずにピッチャーを注ぎ込んだ。今日は栗原に尽きる。二回も先制されて(なおも2死満塁を)1点で切り抜けた。あそこの(横っ飛びの)守備。抜けていればワンサイドゲームになっていた」と少し顔を紅潮させて試合を振り返った。

 直接対決を制したソフトバンクはマジックナンバーを「7」に減らし、ゲーム差を今季最大の「4.5」とした。また、パ・リーグ80勝一番乗りを果たした。

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