巨人・阿部監督 3回4失点KOの森田に苦言「死人が出る」 サイン違いで岸田もん絶 2位DeNAと2差

 「ヤクルト5-0巨人」(18日、神宮球場)

 先発陣が駒不足の窮状で、期待を込めて送り出した巨人の2年目・森田が3回4失点KOとなった。初回1死三塁では内山の適時二塁打で先制点を献上。二回も山田のソロで追加点を奪われるなど、阿部監督も「全体的にボールが高かったかな」と厳しい表情で振り返った。

 二回2死二塁ではサイン違いで捕手・岸田が捕球できずに投球を右足に受ける場面も。「(森田が)サインが見えないらしいから。ピッチコム(サイン伝達の電子機器)をやらせてほしいぐらい。捕手が何人いても死人が出るよ」と苦言を呈した。

 グリフィン、井上らが離脱中の状況で、指揮官は「先発投手が厳しい状況を覚悟でいくしかない。何とか打って返すしかない」と話すが、頼みの打線も沈黙。2位・DeNAとは2差に離され、本拠地CS実現へも正念場を迎えた。

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