巨人・阿部監督 ケラーの4四球に「はらわたが出てきそうだった」 逆転サヨナラ勝ちもバッテリー陣に苦言「四球も多い。捕手に配球させられるように」
「巨人11-10阪神」(13日、東京ドーム)
巨人が1点を追う九回に代打・坂本が逆転サヨナラ2点打を放つ劇的な決着。試合後、阿部監督は「最後、みんなが気持ち一つになったんで勝てたと思います」と振り返った。
ただ、勝利に至るまでは大乱戦。三回を終えて6-3と優勢に試合を進めながら、五回に暗転。2番手で登板したケラーが打者6人に対し1安打4四球。1死を取ったのみで5失点の大乱調だった。1死から3連続四球で満塁とし、坂本に左前適時打を浴びて2点差。さらに熊谷に四球を与えて降板。3番手・高梨も代打原口に適時内野安打を浴びて1点差。2死後、中野に走者一掃の逆転三塁打、森下にも適時打を浴びた。この回一挙7点を失った。
阿部監督は指揮官としてもエネルギーを使う展開だったかと問われると「そだね。フォアボール4つ出した時は、はらわたが出てきそうだった」と振り返った。試合を通して「勝っていい反省が出きるが、やっぱり四球も多い。バッテリー陣も、キャッチャーが配球にならないんで、配球させられるように頑張ってほしい」と苦言を呈した。





