巨人投手が2連続押し出し四球 阿部監督は腕組みで微動だにせず 失策が失点に絡む展開

 5回、松井(93)にマウンドを任せる阿部監督
 5回、宮崎(手前)に押し出しの四球を与えた井上(右)
 5回の投球を終え、厳しい表情でベンチに戻る松井
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 「巨人-DeNA」(6日、東京ドーム)

 序盤から壮絶な点の取り合いになっているが、巨人投手陣が2連続押し出し四球を与える展開に本拠地の東京ドームが、驚きとため息に包まれている。

 1点を追った四回に犠打野選と浅野の犠飛で逆転に成功したが、五回に門脇の失策が絡んだ1死満塁から佐野の適時打で同点。2番手・井上が牧を遊飛に打ち取った2死満塁から、3番手の松井がマウンドに上がったが、宮崎に勝ち越しの押し出し四球。さらに関根にも連続の押し出し四球を与えたが、ベンチの阿部監督は腕組みしたまま微動だにしなかった。

 続く山本にもフルカウントとなってスタンドには騒然とした空気が流れたが、151キロ直球で空振り三振を奪い、追加点を防いだ。

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