ソフトバンク ベテラン2人で逆転勝利 中村同点打&今宮V打 小久保監督「勝負の9月に入って、彼らはワクワクしている」

 「ソフトバンク2-1オリックス」(2日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクは34歳のベテランが連敗を止めた。同点の八回2死三塁。今宮の打球が左前に抜けると、本拠地に大歓声が響いた。2番手ペルドモのツーシームを捉えた決勝打。「自分で決めたいと打席に入った」と胸を張った。

 1点を追う七回1死三塁では、35歳の代打中村が宮城のスライダ-を左前に運んだ。殊勲の同点打を「内容よりもあの場面で1点取れたのが良かった。最高の結果になった」と振り返った。

 前カードでは最下位ロッテに2連敗を喫して福岡に帰ってきた。それだけに頼れるベテランの働きを、小久保監督も「勝負の9月に入って、彼らはワクワクしているのでは」とたたえた。

 九回2死一、三塁のピンチでは、選手会長で29歳の周東が代打西野の右中間の飛球をダイビングキャッチ。ロッテに勝った2位日本ハムとの1ゲーム差は変わらなかったが、小久保監督は「勝負の9月です。一騎打ちなので」とうなずいた。

 残り24試合。2強のデッドヒートに終わりそうな気配はない。経験豊富な今宮は「どんな形でも1点入って最終的に勝つ。ここまでくれば、それができればいい。必死こいてやりたい」と言い切った。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス