楽天 逆転勝利の立役者は横浜高校OB 熱戦に感謝 藤平「いろいろな重圧からよく頑張ってくれた」渡辺佳「僕も頑張らないと」

 「ロッテ3-4楽天」(19日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天が九回2死から同点に追いつき、延長十回に勝ち越して逆転勝利。投打のヒーローは、横浜高校OBの2人だった。

 まずは九回2死三塁で辰己が同点打を放って、試合を振り出しに戻す。直後にマウンドに上がった藤平は「あたふたしない」と平常心でマウンドに上がり、2三振を含む三者凡退で流れを作った。

 すると、延長十回。1死満塁の好機を作って代打・渡辺佳が決勝犠飛を放って、逆転勝利を完結させた。これで3位・オリックスとは2差に縮まる大金星。渡辺佳は「チーム一丸となって勝ったのはよかった」と振り返った。

 この日の試合前練習時には母校・横浜が、県岐阜商と激闘を繰り広げていた。今夏には後輩たちに白色のおそろいTシャツを送ってエールを送っていたが、延長十一回で涙をのんだ。

 勝ち投手になった藤平は「いろんな重圧からほんとによく頑張ってくれた。1点を取り合う、なんか真剣勝負っていうところは僕の戦っている位置とすごく似てるような展開だったので、すごいハラハラしましたけど。戦い方、その真剣勝負。すごく見てて刺激になりました」と話し、「神宮、春、優勝して、夏も県大会からここまですごく見てて、すごく刺激もらっていた。負けてしまいましたけど、刺激になっていたので。もうちょっと僕も頑張らないとなと思います」とは渡辺佳。奇しくもOBの二人が逆転勝利の立役者となって、後輩たちにプレーでエールを送った。

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