夏の甲子園 号泣した西日本短大付の巨漢スラッガー 日本ハム・新庄監督が驚いたフルスイング 最後まで貫く「まだみんなと野球をしたかった」
「全国高校野球選手権・3回戦、東洋大姫路3-2西日本短大付」(17日、甲子園球場)
西日本短大付の佐藤仁内野手は涙をこらえることができなかった。試合後、「まだみんなと野球をしたかった…。気持ちがこみ上げて涙が止まらない。すみません」と号泣した。
昨夏、日本ハムの新庄監督が甲子園で観戦した際、強烈なフルスイングに思わず白い歯をこぼしていた。最上級生となり、4番として2回戦の聖隷クリストファー戦では左越えに決勝のタイムリー。好投手に対して何度もフルスイングで挑み凡退していたが、絶対にスタイルを崩さなかった。そして高めのストレートを捉えきってチームを3回戦進出へと導いていた。
東洋大姫路戦でも「4番としてかえさないといけない」と三回に先制のタイムリーを放った。「泥くさく打点をあげることができてよかった」と振り返ったが、追加点を奪えなかったことであふれる涙をこえらえることができなかった。
趣味は読書、特技はピアノという佐藤。立派な体格を持つ心優しきスラッガーが、確かな爪痕を残して甲子園を去った。
◇佐藤 仁(さとう・じん)2008年1月8日生まれ、17歳。福岡県北九州市出身。181センチ、95キロ。右投げ右打ち。内野手。小学4年時にソフトボールを始め、中学時代は中学硬式野球の八幡東ボーイズでプレー。西日本短大付では2年夏にベンチ入り。高校通算18本塁打。趣味は読書、特技はピアノ。





