夏の甲子園 仙台育英の1年生二遊間が超絶プレー 高嶋仁氏も「1年生のプレーじゃないですよ」聖地のスタンドもどよめく
「全国高校野球選手権・2回戦、仙台育英6-2開星」(14日、甲子園球場)
仙台育英の1年生二遊間コンビがスーパープレーを見せた。
五回無死一塁、開星の小村が放った打球はピッチャーの足元を抜け、二遊間へ転がった。ここで二塁の有本がバックハンドでキャッチすると、そのまま二塁ベースカバーに入った砂へトス。ボールを受けた砂も素早く一塁へ送球し、併殺を完成させた。
1年生コンビのビッグプレーに甲子園も大きくどよめいた。ABCの中継でゲスト解説を務めた元智弁和歌山の名将・高嶋仁氏も「プロ野球の選手を見てるみたい。1年生のプレーじゃないですよ」と絶賛していた。
直後に追加点を奪い、試合の流れを呼び込んだ仙台育英。着実に加点して夏通算48勝目を挙げ、歴代5位のPL学園に並んだ。
試合後、有本は「打球を捕って、ショートが砂ということで思い切ってプレーができた。普段から寮でも砂の部屋にいったり、いつも一緒にいるのでそういうプレーができたのかなと思います」と振り返っていた。





