夏の甲子園 青藍泰斗がサヨナラ負けでエース涙 35年前の悪夢再びもスタンドから温かい拍手 延長タイブレークで青の軍団が屈す

 「全国高校野球選手権・1回戦、佐賀北5-4青藍泰斗」(9日、甲子園球場)

 35年ぶり2度目の夏の甲子園出場となった青藍泰斗がサヨナラ負けを喫し、甲子園初勝利を逃した。

 白熱したゲームは9回で決着がつかず延長タイブレークに突入。1死から佐川の安打で満塁と好機を拡大し、服部はファウルを打った際に足がつってしまい途中交代。代打・須加は空振り三振に倒れ、4番・永井も低めの変化球にバットが空を切った。その裏、1死満塁からスクイズ(記録は内野安打)を決められた。

 整列を終え、アルプススタンドに向かったエース・永井の目からは涙があふれた。懸命に戦ったが待望の白星には届かず。それでも甲子園のスタンドは温かい拍手を送った。

 青藍泰斗は2点を追う四回、敵失に乗じて好機を広げると、今里、富田のタイムリーなどで一挙3点を奪って逆転に成功した。直後に同点に追いつかれたが、六回から再びマウンドに戻ったエース・永井が丁寧な投球で佐賀北打線に得点を許さなかった。

 八回1死一、二塁のピンチでは4番、5番を連続三振に仕留めた永井。初出場した35年前は初戦で山陽に3点リードで九回裏を迎えたが、一挙4点を奪ってサヨナラ負け。当時のOBがアルプスタンドで勝利を願ったが、叶わなかった。

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