「選手の寿命延びる」巨人・阿部監督もDH制を歓迎 「DHがあったら、まだ(現役を)やりたかったな」
セ・リーグの27年からの指名打者(DH)制導入決定から一夜明けた5日、監督、選手からさまざまな反応の声が上がった。巨人・阿部慎之助監督(46)は「すごく僕は良いことだと思う」と歓迎した。
投手が打席に入らなくなることで「駆け引きだったりも、もちろん醍醐味(だいごみ)の1つ。それもなくなって」と野球の変化を指摘する。ただ、それよりも重要視するのは選手寿命の変化だ。
「セ・リーグは守れないと(試合に)出られないというのが基本」と阿部監督。だが、DH制導入による変化で「選手の寿命は延びるんじゃないか。若干ね」と話す。
ドラフトなどで打力に特化した選手獲得が選択肢に入ると同時に、DH起用で選手への負担軽減、また守備が衰えても打力のみで出場の機会も残る。現役時代にはDH制がなかっただけに、阿部監督は「DHがあったら、まだ(現役を)やりたかったなと思う」と率直な思いを語っていた。





