広島・新井監督 CS日程「あったよ。詰めてほしいという意見も」「自分も経験しているからね。現場との温度差はある」一問一答
プロ野球の12球団監督会議が20日、都内のホテルで開催された。今年で就任3年目となる広島・新井貴浩監督(47)は会議内で議論されたセ・リーグのDH制導入に“待った”をかけた。新井監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-昨年の監督会議では積極的に発言していたが今年は。
「今年は全然。説明を受けていました」
-CSの日程の話もあった。
「あったよ。今年3位のベイスターズが日本一になって、それはそれで素晴らしいけど、ペナントの価値、これは毎年出るよね。(自分が)選手会の時も出ていた。ダイエー(現ソフトバンク)が優勝しているのに、クライマックス(04~06年はプレーオフ)で負けていたでしょ。どうしても優勝すると、(CS)ファイナルステージまでの期間が空くので、『それってどうなの?』って。それは詰めてほしいという意見もありましたね」
(続けて)
「屋外とドームでは違うし、日程の消化の仕方とか。あとは異常気象だからね。それこそ日程を詰めるとなるとダブルヘッダーとかになるかもしれない。それは難しい。現場と営業サイドでも意見が違う。自分も経験しているからね。10ゲーム以上開いて、かといって10ゲーム分のアドバンテージもないし。自分たちも2017年にクライマックスでベイスターズに負けているので気持ちは分かるんだけど、現場との温度差はある」
-開幕戦で対戦する阪神・藤川新監督はかつてのチームメートでもあるが何か話はしたか。
「あいさつ程度かな」
-いい状態で開幕戦を戦いたい。
「タイガースさんは強いので、いい戦い、面白い戦いができればいいなと思う」





