セ・リーグはなぜDH制を決断?「高等学校野球連盟が採用」「大きなインパクトがあった」広島・鈴木球団本部長が説明
セ・リーグは4日、都内で理事会を開き、2027年シーズンからのDH制導入を決めた。
なぜこのタイミングでの導入決定だったのか。会見に臨んだ広島の鈴木清明球団本部長は「アマチュア球界の動きを我々も注視してきた。今回、高等学校野球連盟が採用したいうことは、私にとって大きなインパクトがあった」と説明した。日本高野連は1日に26年度シーズンからのDH制導入を決定。これがセ・リーグの決断にも大きな影響を及ぼした。
大学野球でもDH制が普及していき、MLBだけでなくWBCやプレミア12などでもDH制を採用。セ・リーグだけがという状況にできなくなったことも決断に至った理由と考えられる。
鈴木本部長は「全会一致です」と説明。阪神の嶌村球団本部長は「同じ思いで団結してやっていく。昨今の潮流に合わせていく。新たなセ・リーグ。ファンの皆さんに新しい野球を見せていく」と語った。




