DeNA・藤浪晋太郎 初実戦好投に「まずは及第点」「メンタル面でも上出来」1回わずか5球で三者凡退に安ど
「イースタン、DeNA-ロッテ」(26日、横須賀スタジアム)
元阪神で、マリナーズ傘下3A・タコマを自由契約となりDeNAに入団した藤浪晋太郎投手が、移籍後初実戦で先発。予定されていた1イニングを投げて無安打無失点で降板し、最速は156キロだった。
打者3人に対し、投球はわずか5球でボール球はなし。左飛、左飛、右飛と全てフライアウトで打ち取った。
登板後、「もっと力むかなと思ったが、思ったよりいい感じで入れて、スムーズに投げれて良かった」と安どの様子。「とにかくゾーンに投げ込めたので、まずは及第点かなと思います。四隅を狙ったところで投げられるコントロールもないので。どんどんゾーンで勝負できたらいい」とうなずいた。
わずか5球で終わったこともあり、投げた球種は直球とスプリットのみ。MLB球とNPB球の違いにも慣れる必要があり、「スプリットしか投げてないので。変化球は。もうちょっと時間かかると思いますし、曲がり幅とか感覚が違うので。徐々に慣れていければいいかなと思います」と先も見据えた。降板後にはブルペンで投球も行い、感覚を確認した。
3499人の観衆が集まるなど、DeNAファンの大きな期待を受けてのマウンド。藤浪自身、1カ月半ぶりだったが「思ったよりリラックスした状態で入れた。もっと力むかなと思ったが、リラックスして入れましたし、メンタル面でも上出来かなと思います」と充実の表情だった。





