巨人守護神・マルティネスが球宴第1戦で先発 「きれいなマウンドで投げたら、と」全セの阿部監督
日本野球機構(NPB)は22日、「マイナビオールスターゲーム2025」第1戦(23日・京セラドーム大阪)の予告先発を発表し、セ・リーグの先発は巨人の守護神を務めるライデル・マルティネス投手(28)に決定した。
マルティネスは4年連続4度目の球宴出場となるが、先発マウンドは自身初。セ・リーグを指揮する巨人・阿部慎之助監督(46)は「オールスターでしかできないからね。きれいなマウンドで投げたらと言った」と説明した。チームメートの甲斐とバッテリーを組む。
先発投手部門のファン投票1位は阪神・村上だが、19日の巨人戦(東京ド)に先発したばかり。その中で阿部監督は「ファン投票(の結果)を優先させてもらった」と、ファン投票の抑え投手部門では故障により出場辞退の中日・松山に次ぐ得票数を得たマルティネスの先発という、球宴ならではの起用を決めた。
マルティネスの先発は、来日1年目だった中日時代の18年6月5日・ロッテ戦(ナゴヤD)以来。以降は登板366試合連続で救援起用となっている。選出時に「普段と同じように、しっかりやるべきことをやりたい」と話したマルティネス。普段と違う起用となる夢舞台での投球が注目される。





