東洋大姫路・岡田監督「狭間ガッツに負けないよう」次戦は4回戦でノーノーの明石商 狭間監督は日体大の3学年後輩
「高校野球兵庫大会・4回戦、東洋大姫路9-2尼崎双星」(19日、姫路ウインク球場)
春夏連続での甲子園出場を狙う東洋大姫路が、七回コールド勝ちで5回戦進出を決めた。
コールド勝ちにも試合後の岡田龍生監督は試合内容に納得していなかった。先発の西垣虎太郎投手(3年)が完投を目前にしながら、七回に2死満塁のピンチを残して降板。6回2/3を6安打2失点の内容に、指揮官は「ピッチャーがもうちょっとねぇ…。西垣も春からあまり良くなっていない。きょうはどうかなと思ったけど安定感がなかった」と及第点を与えなかった。
センバツまでエースとして君臨した注目右腕の阪下は右肘の故障の影響で、今夏は背番号1を背負った木下が投手陣をけん引。阪下が復帰間近とはいえ、岡田監督は木下以外の投手陣の奮起を求めており「ここ何試合かで(木下以外の)3人が投げてるけど、なかなかそこまでには行ってないよね」と険しい表情を浮かべた。
5回戦は日体大の3学年後輩の挟間善徳監督率いる明石商との対戦が決まった。明石商は4回戦の三木戦で先発・石原がノーヒットノーランを記録。岡田監督は「挟間ガッツに負けないように」と後輩の闘将にも負けん気を見せた。




