埼玉大会で大波乱!V候補の浦和学院がまさかの3回戦敗退 ナイン呆然 滑川総合が大金星
「高校野球埼玉大会・3回戦、滑川総合4-1浦和学院」(15日、UDトラックス上尾スタジアム)
優勝候補の浦和学院がまさかの3回戦敗退を喫した。
0-0の五回、先発の吉井が2死満塁から3点三塁打を打たれ、エース岡部を投入。適時内野安打で4点目を献上した。
追いかける展開となり、六回は無死満塁の好機を作ったが、犠飛で1点を返しただけ。強力打線として注目されていたが、11安打で1得点。滑川総合の石井、篠崎の継投にかわされた。
九回2死一、三塁で吉田が中飛に倒れると、三塁走者の川原はしゃがみ込んでショックを隠せず、浦学ナインは呆然。足取り重く整列に向かった。
浦和学院は昨秋の県大会はセンバツ4強となった浦和実に敗れたが、今春は優勝。春の関東大会では8強に入り、準々決勝ではセンバツ優勝の横浜に惜敗していた。2年ぶりの甲子園へ、順当なら4回戦で実現するとみられていた浦和実との再戦を前に姿を消した。
滑川総合は98年夏、久保田智之(元阪神)らを擁して甲子園出場。昨夏は5回戦で敗れ、昨秋、今春はいずれも2回戦で敗退していた。



