早大・伊藤樹 MLBスター候補ら相手に6回1失点「メンタルで負けることなくゾーンの中で勝負できた」 米国に初戦快勝

 「日米大学野球選手権、日本6-1米国」(8日、エスコンフィールド)

 3連覇を狙う日本が6-1で米国に快勝した。三回に小島(明大)の適時打などで3点を先取し、五回に小田(青学大)のソロ本塁打と平川(仙台大)の適時打で2点を追加。六回にも加点した。先発の伊藤(早大)が6回1失点で勝利投手となった。全5試合が行われ、9日もエスコンフィールド北海道で実施。11、12日はハードオフ新潟、13日は神宮球場で開催される。

 初戦の先発を託された伊藤(4年・仙台育英)は的を絞らせずに、6回4安打1失点だった。「メンタルで負けることなくゾーンの中で勝負できた」と涼しい顔で振り返った。早大のエースで、今秋のドラフト会議でも注目される右腕。「自分はそんなに球速も速くないし、とにかくゲームをつくって毎試合安定して投げることを大事にしている。5戦全勝できるように頑張る」と話した。

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