新庄采配が的中!日本ハム辛勝で首位死守 11回に代打マルティネスがV打 その裏の大ピンチしのぐ

 「ロッテ4-5日本ハム」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムが延長十一回に決勝点を奪い、今季3度目の4連勝。貯金を今季最多の15とした。ソフトバンクが勝ち、負ければ陥落となっていたが一丸で首位を守った。

 新庄采配が大的中した。4-4、七回以降は両軍無得点の膠着状態を打ち破ったのは代打・マルティネスだった。2死一、二塁の好機で、新庄監督は温存していた助っ人を打席に送り込んだ。期待通り、マルティネスは右前適時打。新庄監督も拳を突き上げ、喜びを爆発させた。

 その裏は7番手・宮西が1死一、二塁の大ピンチ。ここで救援した山本が踏ん張り、勝利を手にした。

 試合は二回に水野の二ゴロの間に先制し、さらに田宮の中犠飛で加点。四回は無死満塁から矢沢が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放った。

 先発の北山は六回途中7安打4失点。二回に池田の左越えソロで失点。その後は相手を封じていたが、3点リードの六回に捕まった。4連打に味方の2失策が絡んで1点差とされると、ソトに同点の中前適時打を浴びてKO。6勝目はならなかった。

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