阪神・岡田顧問も感心した新庄監督の姿勢「あんな感じやけど思ってた以上に野球のことを勉強して、考えとるわ」【取材後記】
沖縄で夢対談が実現した。阪神前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)と、日本ハム・新庄剛志監督(53)が名護でぶっちゃけトークを展開。キャンプ中に個別取材を受けるのは珍しい新庄監督が来訪を快諾し、采配などに興味を持っていた阪神の大先輩を質問攻めにした。岡田顧問は「思ってた以上に野球のことを勉強して、考えとるわ」と感心した。
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阪神に属する岡田顧問と、キャンプ中に個別取材を受けるのは珍しい新庄監督。交流はほとんどなく、実現は難しいだろうと思っていたが…。予想に反して2人とも快諾。忖度(そんたく)なしの対談は予定を約10分もオーバーし、以前から親しい間柄のように盛り上がった。
印象的だったのは新庄監督が次々に質問をぶつけたこと。前のめりで真剣に岡田顧問の言葉に聞き入っており、ヒントを得ようとしているのが見て取れた。外野手出身者は監督業に向いていないという持論を持つ同顧問が「あんな感じやけど思ってた以上に野球のことを勉強して、考えとるわ」と感心するほど。考え方などに共通点も多く、「投手次第やけど面白いで」と優勝への期待度を上げた様子だった。
末筆ながら、球団の垣根を越えた企画を理解してくださった両球団にもこの場を借りてお礼申し上げます。(デイリースポーツ・西岡誠)
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