DeNA 井上絢登がプロ初本塁打でグランドスラム!昇格即スタメンで打線の起爆剤に 高橋宏斗のスプリット捉える
「DeNA-中日」(2日、横浜スタジアム)
DeNAの井上絢登内野手が昇格即スタメンで出場すると、今季初打席を2死満塁で迎えて変化球をすくい上げた。プロ初本塁打がグランドスラムとなって、歓喜の主役を独り占めにした。
1点を追う初回だ。2死から連打と四球で満塁の好機を作ると、この日昇格したばかりの井上がカウント1-1からの3球目を捉えた。打球はぐんぐん伸び、右翼席に突き刺さった。今季初打席で飛び出した値千金のプロ初本塁打で一気に逆転に成功した。
打撃面はリーグ戦再開後の課題だった。巨人3連戦はいずれも完封負け。連敗を止めた1日の中日戦では初回に3得点を挙げて32イニングぶりに得点に成功したが、二回以降は再び打線が沈黙。この日昇格した井上は2軍で打率・266、8本塁打と成績を残しており、三浦監督も「状態が今いいっていうのはずっと聞いている中でこのタイミングになった。(2軍で)やってきたことをそのまま出してくれればいいかなと思っています」と期待を寄せていた。
井上は球団広報を通して、「先輩方がつないでくれたチャンスだったので、思い切ってスイングしました!本当にグッドなスイングができたと思います!」とコメントした。



