巨人 小林でセ一人勝ちリーグ3位浮上 今季初安打がV打 阿部監督が絶賛「頼もしいなと思って見ていた」

 「巨人2-1西武」(20日、東京ドーム)

 ベテランが少ない出番で存在感を示した。巨人・小林誠司捕手が「8番・捕手」で今季初先発。今季初安打初打点となる決勝打を放った。「気持ちと皆さんの応援が打たせてくれました」と感慨深げに語った。

 名前がコールされる度に、耳をつんざく大歓声が起こる。同点の六回2死二塁で期待に応えた。高橋の初球、スライダーを詰まりながらも中前に落とす。「きれいなヒットはなかなか打てない」。勝ち越し打に笑顔でガッツポーズだ。

 フル出場して守備でも5投手をリードし、最少失点でしのいだ。阿部監督は「たまにスタメンで出てこうやってできる。素晴らしいな、頼もしいなと思って見ていました」と絶賛した。

 今季は甲斐が加入し捕手の競争が激化。小林の初昇格は5月24日だった。「ここ(1軍)で結果を出すためにみんなやっている。練習しないといけない」。ベンチスタートでも準備は決して怠らず、抜てきされた試合で結果を残した。

 チームは勝率5割に戻してリーグ3位に浮上。この日の交流戦ではセ一人勝ちだ。「もっと試合に出られるように僕自身、頑張っていきたい」。貪欲な36歳が力を込めた。

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