巨人・阿部監督 今季初先発で攻守に躍動の小林を称賛「盛り上がったね。頼もしい」苦しむ交流戦、甲斐を慮っての采配「そういう時もあるんだよ。捕手は」

 「巨人2-1西武」(20日、東京ドーム)

 巨人が逆転勝ちを収め、再び勝率を5割に戻した。今季初スタメンの小林が攻守に躍動。試合後、阿部監督は「本当に素晴らしい活躍してくれた」と称賛。「盛り上がったね。盛り上がるでしょうね。当たりはどうあれね、勝利打点だから。たまにスタメンで出てこうやってできるんだからね。素晴らしいなと思って、頼もしいなと思ってみてましたよ」と、うなずいた。スタメン起用については「もう先週ぐらいには決めていた。早い段階でライオンズ戦は行くと決めていた」と明かし、交流戦で苦しい戦いが続いた中で「みんなが甲斐をいじめるからさ。大量失点になるとか。そういう時もあるんだよキャッチャーは」と甲斐のことも慮っての采配だったことを明かした。

 小林は1-1の六回2死二塁の好機で迎えた打席で初球をしぶとく捉え、詰まりながらも今季初安打となる中前打。勝ち越し打となり、スタンドが耳をつんざくような大歓声に包まれ、笑みを浮かべてガッツポーズを見せた。守備でも七回にピンチの芽を摘むけん制でランナーをアウトにした。今季は甲斐、大城卓、岸田ら捕手陣の争いが激しい中、小林も存在感を示した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス