巨人・井上が二回途中で危険球退場 周東への頭部死球で球場騒然 アナウンス故障で大型ビジョンに表示「危険球による退場」
「ソフトバンク-巨人」(10日、みずほペイペイドーム)
巨人・井上温大投手が二回1死一、二塁で周東への頭部死球により危険球退場となった。
周東に対する3球目だった。直球が前頭部に直撃する死球。ヘルメットへの衝撃音が鳴り響き、周東はその場に倒れ込んだ。球場が騒然とする中、小久保監督も心配そうにベンチを飛びだした。
元同僚の捕手、甲斐も手を差し出してのぞき込んだが、周東はすぐに上体を起こし、甲斐に向かってニコリ。ベンチで状態を確認後、一塁走者として再びグラウンドに姿を見せた。
井上は38球で山田に交代。降板する際には周東に帽子を取って謝罪した。球場はアナウンスが故障しており、大型Gビジョンに「危険球による退場です」と説明があった。