日本ハム・古林 日本初勝利「すごく意義のある1勝」初回2失点も10K好投 新庄監督「楽しみで仕方ない」
「ソフトバンク2-3日本ハム」(1日、みずほペイペイドーム)
穏やかな笑みが広がった。昨年の台湾プロ野球MVP右腕が、2度目の登板でつかんだ日本での初勝利。日本ハム・古林睿煬は「すごく意義のある1勝だと思います」と重みをかみしめた。
初回に2点を失ったが、二回以降は修正。150キロ台の直球に変化球の制球も良く10三振を奪い、味方が逆転してくれる七回まで追加点は許さなかった。報道陣の前に現れた新庄監督も笑顔でガッツポーズ。「楽しみで仕方ない。大したもん」と絶賛すると「性格もいい子。何とかみんなで勝たせようと」としみじみと思いを口にした。
初勝利のウイニングボールは、観戦した夫人に贈るという古林。故郷の期待も背負う“火球男”は「もっと多くの人に、自分や台湾の選手を見てもらえるように頑張っていきたい」とさらなる活躍を期した。





