巨人・田中将 2軍降格 阿部監督「そうだね」次回登板白紙に 200勝王手お預け3回3失点
「巨人4-3広島」(1日、東京ドーム)
大記録への道は遠く-。日米通算199勝目を狙った巨人・田中将だったが3回を8安打3失点。前回4月17日・DeNA戦に続き本拠地で2戦連続でのKOとなり「チームに迷惑をかける形でマウンドを降りてしまって悔しい」と唇をかんだ。
前回登板後、2軍で直球の低めへの制球力を磨いてきた田中将。だが、初回2死から野間、末包の連打で一、二塁の危機を迎え、坂倉に中前適時打を浴びて先制点を献上。ファビアン、菊池にも適時打を許して5連打で瞬く間に3点を失った。
二回2死一、三塁、三回の2四球が絡んだ2死満塁の場面では追加点こそ許さなかったが、ベンチへ戻った右腕に阿部監督が声をかけ、この回限りで降板となった。
順当ならば田中将の次回登板は15日・広島戦(マツダ)が有力だったが、阿部監督は「次がいつというのは言えない。残念な結果になったのでね」と白紙を強調した上で、「しばらく2軍?そうだね。そうなると思うけど」と示唆。チームはサヨナラ勝ちで今季初4連勝も、田中将の日米通算200勝へ向けては課題だけが残った。




