ソフトバンク・上沢直之 万波に痛恨被弾 マウンドで思わずしゃがみ込む 古巣・日本ハム戦、七回に逆転を許す
「ソフトバンク-日本ハム」(1日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・上沢直之投手が公式戦で古巣・日本ハムと初対戦。2-2の七回、万波に勝ち越しのソロを浴び、膝をマウンドについて落胆した。
上沢はここまで4試合に先発し、2勝1敗、防御率3・27。負ければチームは5連敗となる一戦でマウンドに上がった。
初回を危なげなく三者凡退に仕留めると、味方が2点を先制した直後の三回も2死から万波を空振り三振。三回も先頭郡司、石井、水野と前のイニングから4者連続三振を奪った。
だが、五回に清宮の初安打、万波の二塁打と連打を浴び、郡司の犠飛で1点差。さらに嶺井の捕逸で同点とされた。六回は三者凡退とリズムを戻したが、七回1死から万波に痛恨ソロ被弾。左翼ホームランテラスへ飛び込む打球を見届け、マウンドに膝をついた。
上沢は一昨年オフ、日本ハムからポスティングシステムを使ってメジャー移籍した。だが、レッドソックスで2試合の登板に終わり、わずか一年でNPBに復帰。古巣の日本ハムではなく、ソフトバンク入りを決断したことに物議を醸した。
3月16日のオープン戦では、古巣・日本ハムと初対戦。4盗塁を絡められるなどして揺さぶられ、5回9安打5失点と炎上していた。





