巨人・岡本 2打席連発!4号ソロ&5号2ラン 阿部監督「それで勝てたようなもの」難敵・DeNAバウアーをKO
「巨人5-0DeNA」(16日、東京ドーム)
巨人は主砲の一撃が再びサイ・ヤング賞右腕を沈めた。2点リードの三回1死。DeNA先発のバウアーが投じた甘いカーブを逃さず、4番・岡本和真内野手が捉えた打球がバックスクリーン左へ飛び込んだ。4号ソロで貴重な追加点を挙げ、チームも試合の主導権を握った。
さらに五回2死二塁での第3打席。「走者をかえすことを考えていた」と今度は155キロの直球を左翼ポール際のスタンド中段まで運ぶ5号2ラン。主砲が4打点の活躍を見せ、難敵をKOした。
バウアーとの対戦は23年5月9日以来。この時も一発を放ったが「前回は2年前。ほぼ今日が初対戦に近かった」と話す。それでも投球のタイミングを変えてくる相手に「そういうモーションと試合前から言われていた。準備はみんなしていたと思う」と対応した。
阿部監督も主砲の2発を「それで勝てたようなもの」と称賛だ。丸、坂本を欠く戦いも「2人が大きな存在なのは変わらない。今いるメンバーでしっかり頑張りたい」と表情を引き締めた岡本。本塁打、打点でリーグトップに立った頼れる4番が、力強くチームをけん引する。





