巨人が完封リレーで快勝 井上が7回無失点の快投で今季初勝利 2番起用の甲斐が決勝打
「巨人1-0DeNA」(15日、東京ドーム)
巨人が完封リレーで連敗を3で止めた。主力離脱の中で数少ない好機を生かした。
この日、不振の坂本と12日・広島戦(マツダ)で左手親指を負傷したキャベッジが出場選手登録を抹消。打線は2番に甲斐を置き、4番・岡本が今季初の三塁で、5番には大城卓を一塁で起用するなど大幅に組み替えられた。
それでも両チーム無得点の四回1死一、三塁の好機を作ると、2番・甲斐が外角の直球に食らいついて右前に運ぶ適時打。待望の先制点を奪った。四回は1死から今季初スタメンの佐々木が今季初安打となる中前打を放ち、ここから2死一、三塁とDeNA先発・ジャクソンを攻めるが、追加点を奪えなかった。
それでも、先発・井上は走者を背負いながら要所を締める投球で、7回6安打無失点の好投。苦しいチーム事情の中で、投打で勝利への気持ちが表れていた。