巨人・田中将 制球磨いて200勝王手だ 久保巡回コーチを打席に立たせ85球 17日・DeNA戦へ
巨人・田中将大投手(36)が10日、川崎市内のジャイアンツ球場で行われた投手練習に参加。次回登板が予定されている17日・DeNA戦(東京ド)へ向け、この日は実戦想定のブルペン投球で85球を投じ、制球の精度向上に取り組んだ。
3日の中日戦(バンテリン)で移籍後初勝利を挙げた田中将。翌4日に出場選手登録を抹消され、次の登板への準備を続けている。この週では2軍などでの実戦登板は行わず「自分の中で、どういう意図を持ってこのボールを投げるのかなどを意識した」と課題に則した投球練習を注力した。
この日のブルペンでも久保巡回投手コーチを左右の打席に立たせ、カウントを想定しながらの投球。「前回はボール、ボールで苦しくなったので」と、有利なカウントを作るために全球種で制球の精度を高めていた。
前日9日には、次回対戦予定のDeNA相手に山崎が8回無失点。「球速帯は違うが、使うボールが似ていているので、彼の投球を見て学ぶところはあった」と貪欲に吸収する姿勢でイメージを膨らませ、日米通算199勝目への準備を進めていく。





