ブランコ氏死去 中日の元同僚たちが追悼 森野打撃・作戦コーチが「訃報を聞いた時は驚きと悲しさで胸が苦しかった。とても残念」
中日は9日、訃報が伝えられた球団OBのトニ・ブランコ氏への関係者の追悼コメントを発表した。山井大介投手コーチが「まだまだこれから若い世代に野球の知識を伝承して欲しかった。とても残念」、森野将彦打撃・作戦コーチが「今朝、訃報を聞いた時には、驚きと悲しさで胸が苦しかったです。とても残念でならないです」などとコメントした。
8日(日本時間9日)にMLB公式が、中日などで活躍したトニ・ブランコ氏が死去したことを伝えた。44歳だった。ドミニカ共和国の首都・サントドミンゴで起きたナイトクラブの天井崩落事故に巻き込まれたとみられ、「突然の悲劇で亡くなったことに心から悲しみを抱いています」とつづった。
ブランコ氏はナショナルズでメジャーデビューを果たし、2009年から落合監督率いる中日に加入。来日1年目で本塁打、打点の2冠を獲得するなど強打の助っ人として活躍した。DeNA、オリックスにも所属し、NPBで8シーズンプレーした。
関係者のコメントは以下の通り。
◇ ◇
山井大介投手コーチ「一緒に優勝を味わえた大切な仲間です。ウィンターリーグでドミニカを訪れた時も家に招待していただき、一緒にバーベキューをしたこともあり、優しい一面を多々持っている人でした。プレーにおいても仲間を思いやる優しい面と4番として頼れる面のある人でした。まだまだこれから若い世代に野球の知識を伝承して欲しかった。とても残念でならないです。ご冥福をお祈りします」
浅尾拓也投手コーチ「同じグラウンドでプレーしていた仲間の訃報を知った時は、急な知らせということもあり、驚きと悲しさで胸がいっぱいです。ブランコに助けてもらう場面も多々あり、あの時のドラゴンズには欠かせない存在でした。本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りします」
森野将彦打撃・作戦コーチ「今朝、訃報を聞いた時には、驚きと悲しさで胸が苦しかったです。一緒にクリーンナップを打たせてもらい、切磋琢磨した仲です。4番として強いドラゴンズを支えてくれました。とても残念でならないです。ご冥福をお祈りします」
堂上直倫内野守備走塁コーチ「今朝ニュースを見て驚き、信じられない気持ちと悲しさでいっぱいです。自分が1軍でプレーし始めた時はまだ若く、よく声をかけてくれて、とても優しい方でした。ただ悲しい気持ちで一杯です。ご冥福をお祈りいたします」




