落合博満氏 09年2冠ブランコは「2400万」 ドミニカ助っ人の獲得事情明かす「億なんか出して連れてきたの1人もいない」
監督として中日の黄金時代を築いた落合博満氏(69)が15日、自身のYouTubeチャンネル「オレ流チャンネル」を更新。リーグ2位に終わった2009年シーズンを振り返った。
1番の思い出として、この年、本塁打王、打点王の2冠に輝いたトニ・ブランコが5月の広島戦で前田健太からナゴヤドームの天井に当てた同ドーム初の認定本塁打をあげ、「タイロン・ウッズの代わりに獲ってきた選手だけど、まあタイトル獲るような選手には見えなかったけどね。最初の年は素直だった」と振り返った。ブランコについては、ドミニカ共和国に強力なパイプを持つ森繁和ヘッドコーチが連れてきたが、「2400万でね」と年俸を明かし、「ドミニカの選手を億なんか出して連れてきたのは1人もいない」と説明。「だいたい2400万ぐらい。(横浜からきた)タイロン・ウッズだって、1年目5000万だもん」と金銭事情を明かした。
森コーチの目利きを称賛した上で、07年に阪神入りしたエステバン・ジャンについて「億だとかっていう話になったから、いやそんな金額だったらいらないって森繁が断った。3000万くらいだったらとってもいいよっていう話でね。そしたら阪神が3億で獲ったという話を聞いた。『そんな選手じゃないだろ』って森繁は話していたけど」と、裏話を明かした。





