ソフトバンク・栗原 ファウルフライ追いかけフェンス激突 担架で運ばれ負傷交代
「オープン戦、ソフトバンク4-4巨人」(11日、長崎ビッグNスタジアム)
長崎の球場が騒然とした雰囲気に包まれた。二回無死二塁の守備。三塁へのファウルフライを追いかけたソフトバンク・栗原が滑り込みながら捕球を試み、フェンスに激突した。左膝付近をぶつけたとみられ、立ち上がることができず担架で退場。試合中に病院に向かった。
栗原は2022年3月に外野守備で味方と交錯し、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負っているだけに、患部の状態が心配される。
正三塁手が離脱となれば、チームにとっては大きな痛手だ。小久保監督は「(程度は)何も聞いていない。いなかったらいなかったで、他の選手がやるしかない」と最悪の事態も想定した。
9日のロッテ戦で守備中に味方と交錯して途中交代した周東は12日の巨人戦から復帰の見込み。故障で戦列を離れている今宮、川瀬らも順次戻る予定だが、28日の開幕戦に向けて、これ以上のアクシデントは避けたい。




