昨季死球受け骨折のDeNA・山本祐大が広島・常広投手に逆謝罪「むしろ申し訳ない」 プロ初登板だった相手気遣い「また真剣勝負してくれれば」

 5、6日にオランダとの強化試合に臨む野球日本代表「侍ジャパン」が4日、大阪市内で練習した。DeNAの山本祐大捕手は「常広君と話せたので、すごくよかった」と振り返り、昨年9月の対戦で死球を受けて右手を骨折した広島・常広羽也斗投手に、自身から謝罪したと明かした。

 前日に常広から昨秋の死球を「すいません」と謝罪されたというが、「会った時から気まずそうだった。謝ってくれたんですけど気まずそうだったので、むしろごめんねという話をしました」と山本。長く話す時間があったこの日は、自ら謝ったのだという。

 それというのも、昨年9月の対戦は常広にとって記念すべきプロ初登板だった。「むしろ申し訳ないなと。初登板って、これからもずっと初登板なわけで。僕が当たって折れちゃったせいで、周りからの言われ方もあったと思う。真剣勝負をやってる中なので、それはありきのことなので。すごく申し訳ないなと思いながら、きょう謝れたのでよかったと思う」と相手を思いやった。

 今シーズンも当然対戦が予想されるが「また真剣勝負なので、(投球が体に)当たることもあると思うし。そこはわざとやってることではないので仕方ないこと。そういうことも背負って打席に立たないといけないと思っているので。真剣勝負できるようになれれば」。常広のこの日の反応は「いやいや、と申し訳なさそうだった」というが、「引きずらずにまた真剣勝負してくれればいいと思う」と対戦を心待ちにした。

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