ＤｅＮＡに２年ぶりに復帰したトレバー・バウアー投手（３４）が３日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。サイ・ヤング賞右腕はリーグ優勝＆日本シリーズ連覇、さらに沢村賞を“公約”に掲げた。メキシコでプレーした昨季は「コレラ」に感染して死にかけたというが、よみがえって戻ってきたＤｅＮＡでは、先発で中３日登板も辞さない構え。「開幕からフルスロットルで行きます」と宣言した。バウアーとの一問一答は以下の通り。

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　－あいさつを。

　「皆さんこんにちは。横浜に戻ってくることができて大変うれしく思っています。多くのファンの皆さんとお会いするのを楽しみにしています」

　－沢村賞を獲得するには。

　「とても多くのモノをクリアしないといけない。健康であること、しっかりとした睡眠を取ること、リカバリーをすること、常に学び続けること。とても難しいチャレンジングな内容だと思いますが、自分にできることはしていきたい。私のやることを知りたい人は、ぜひＹｏｕＴｕｂｅチャンネルをご視聴いただければ」

　－対戦したい打者や話してみたい選手は。

　「対戦したいのは、友人でもある（ヤクルトの）ムラカミ。村上選手には２本のホームランを許してしまったのでリベンジしたい」

　－進化した部分は。

　「前回、日本で覚えた球種のスプリットは２年の時を経て、より良い精度に仕上げてきた。まずそれが１点。タイミングをずらすような投球技術を得てまいりました。山本（由伸）選手とのオールスターでの会話でそのスキルを得た。メンタル的な部分では、日本でプレーした経験やアメリカでの経験、メキシコで得た経験で、メンタル的にも強くなれたと思う」