日本ハム・新庄監督 “身だしなみ”チェックの水野に珍指令 美容院に「帽子もっていこう」後ろ髪が「アヒルの尻尾」と指摘「僕はかぶって切ってもらう」

 「練習試合、日本ハム12-3台湾・味全」(24日、エナジックスタジアム名護)

 日本ハムが17安打12得点で快勝した。

 これでキャンプ中の実戦は終了。新庄監督は4安打の水谷について「3本打った後に、終わらんからもういいよっていう風には伝えました。打ちすぎやろ。これね、不思議なことであんまり今の時期にヒットが出すぎると不安になる。出なくても不安になるんですけど、打ち過ぎても不安になる。シーズンで打てなくなるんじゃないかなって。ワンシーズンってヒットの数が意外と決まってるって、なんか昔から言われてて。だから水谷君、今日4本打ったから寝れないんじゃないかな。不安で」と、新庄節で指摘した。

 この日は練習中に水野のヘアスタイルをチェックした。練習中、水野のもとへ近寄ると、後ろ髪のチェックがスタート。帽子からこぼれ出ている髪を触り、笑みを浮かべながら言葉をかけた。その様子はまるで学校の生活指導の先生と生徒のようにも映ったが「水野君が守備を守ってる時に帽子をかぶって、アヒルの尻尾みたいにピンピンピンって髪がなるから。野球選手って大体90%以上、帽子の姿しか全国に発信されないわけですよ。だから僕はいつも帽子を持っていって、帽子をかぶって切ってもらいます。この裾を。水野君には帽子持っていこうっていうアドバイスはしました」と説明。「北海道だけじゃなく全国の誰々っていう風になってもらいたい」と、願いを語った。

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